ひとりぼっちのハイウェイ
紅茶を飲んでビールを飲んで珈琲を飲んでビールを飲む今夜。
これは夏に観た落合多武さんの展示で戴いたアイリッシュコーヒーのオマージュで。
酔っぱらいながら醒める感覚。わお
あれやこれやで2ヶ月半飛んでしまった。
NYから帰ってからの1ヶ月は馬鹿みたいに忙しかった。
やっと落ち着いて、冬の風物詩広告賞に取り組んだり、ふと周りを見回してみたり。
情報感度が鈍りまくっていることに気づく。TDWやってるんだ、F/Tやってたんだ、へええーーー
NYCは相変わらず濃密で楽しかった。
ただ1度のものが、僕は好きだ。という言葉が好きだ。
やはり、1度目の感動には勝らないという小さな失望もあったが、
でも1度目の時とは確実に街が違っているという意味では、
ただ1度のものであることに変わりなかった。と今は思う。
また行きたいし、また行っている自分が想像できる。
今回のベストはDia:Beaconで、世の中の人間はここを訪れたか、訪れてないかの2種類だと思った。
もうこれ以上のものは無いのではないか、といった直感が私を支配し、
それでなのか最近はアートから少し遠のいている気がする。(言い訳か)
いや、実際、あれを作ってしまうアメリカは、凄い国だと思う。
ビールの次はどうしようか。
『ブラザーズ・ブルーム』
久しぶりにかなり良い映画と巡り会いました。
エイドリアン・ブロディがいい!いい!
軽快で軽率で、カラッカラそうなんだけど、それだけではない、気がする!
元気が出る。とにかくエイドリアン・ブロディ!
映画ついでに、昨日観たインセプションは、なんだか物凄いんだけど、
で?、と少し途方に暮れる感じではありました。「設定」の凄さだけに目を奪われてしまった感じ。
そこをつべこべ言っても仕方ない世界なのでしょうが。
それにしても昨夜は夢をみるのが楽しみだったけど、
全くもって凡庸な夢しかみれなかったーー
感情だけは奴らにわたすな
古川日出男読んでるタームってやけに野生の動物に会う気がする。
ワンとかニャオとかチュウとか。
気のせいかな?
今週はガシガシ働いた。やればできる。
さて、
日の暮れないうちに
若さが損なわれないうちに
冬がこないうちに!
髪の毛バッサリ子
ネイチャー・センス(とても良かった!)のおまけで森ビルの屋上へ。
何処に行っても人ごみで息が詰まる土曜日の東京が、なんとTOKYO NOBODY。
あまりにも俯瞰して世界を見ると、誰も見えないんだなあ。
視認できる動きといえば車が限界で、つまり私たちに蚤が見えないのと同じことで。
しーんとしたTOKYO、見入ってしまいました。
しかもまさかの屋上NOBODY。正確に言えば他に警備員が4人。
大恐竜展のおかげなのか暑さのおかげなのか
TOKYOの最上階を貸し切りという非常に珍しい体験でした。
なんだかでも篠田太郎さんの映像とリンクしている気すらしたよ。
非常に感受性豊かな1日。
ニューヨーク、いくことにしました。
ニューヨークについて
Esopus 14のおまけCD、今回かなり好みです!けだるさとせつなさが調度よい。
本当に本当に行っちゃうかも知れない。
ポートフォリオ作ってたのにいつのまにか宿の空室探してるよ、、
春樹の小説って結局は台詞1文くらいしか留まらないのだけど、
自分が損なわれていく気がする、ってあの台詞はかなり付きまとう